ずっと苦しそうな戦いを粘って一瞬の隙をつき、一瞬逆転模様でしたがひっくり返しきれませんでした。
図はこちらが残り5分、後手は1分将棋の場面。先手▲が私です。

△1七銀と詰めろをかけてきたところ。後手玉は詰みませんが、一手の余裕があれば勝ちになります。
そこで本譜は▲3八飛と受けましたが、△3九角の豪打を食らって負かされました。
正解は▲4八飛。当然の一着で終局後に指摘され愕然としました。
参考図

詰めろを受けつつ、▲2二銀から長手数の詰めろ、つまり詰めろ逃れの詰めろになっています。ただしこれに対して△6四角が再び詰めろ逃れの詰めろ。勝ちとはいえない、むしろ負けそうです。
とはいえ残り5分から3分を費やしたのだから▲4八飛くらいは指しそうなところでした。
全体的には力を尽くして戦えたものの、特に終盤で読めてない手が多く、実力不足を痛感させられた一局でした。
敗戦は悔しいですが、糧にもなりそうな将棋でしたので、次につなげていきたいと思います。
今日はC級1組の一斉対局です。トップを走る戸辺五段は抜け番なので、2・3番手の二人の将棋が注目されます。
中継は名人戦棋譜速報で
それではまた