今の私が一番思うのは、「将棋は指さないけど、観るのは好き&好きな棋士がいる」という方にどうアプローチをかけるべきか、どう増やしていくか、という事。
例えばサッカーは、私は自分ではやらないが、観るのは大好き(昨日バルセロナがアウェイでチェルシーに勝ってましたね〜)。と、こういう人がおそらく将棋では少ない。で、将棋が強いファンの方が多いから、イベントだと指導対局が多くなる。悪い事だとは思わないけど、やや画一的気味なのは否めない。
棋士の側も何かアピールをしていかないといけない時代だと思う。対局だけで注目されるのは、一般的にはトップのほんの一握り位だろう。
どんな事をすれば「将棋は指さないけど、観るのは好き&好きな棋士がいる」というファンの方に喜んでいただけるか、という事は難しい。それは未開拓の分野だからだ。 で、こういう事をするには、将棋界にあまり染まってない人の方が気持ちがわかりやすいと思う。私もプロになったのがかなり遅い事を逆に力に、この事には力を注いでいきたい。いくつかアイデアとしては持っているが、実現のためにはかなりの力が必要だ。 若手でこの意見に賛成だ、という人がいたら、棋士奨励会問わず連絡ください。また読んでくださる方で何かご意見あれば是非うかがってみたいです。
昨日は色々色々あって疲れた。良い事3つ、悪い事5つで、あまり良い日ではなかった(苦笑)最後笑顔で飲みには行けなかったが、でも飲みに行って少し救われた。 その分終電が救われず(?)タクシーで遅い時間に帰宅しました。
今日も頑張らないと。
それではまた
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以前は観て楽しんでいましたが、観ているだけでは物足りなくてとある将棋の会に入会しました。
これは私個人の意見ですけど、自分で指さないで観るのが好き、はなかなか難しいと思います。
(楽しむためには、指さなくても将棋についての知識はかなり必要でありますし)
将棋を全く知らない人がビジュアル的な面で棋士のファンになるのは、違和感を感じます。
いろんな形で将棋のファンが増えるのはいいと思いますが。
将棋は楽しいです。それは確かです。その楽しさが何で伝わらないのかは不思議です。
思いつくままに書いてみました。
将棋は難しいイメージがあるよ。
できたらきっとおもしろいと思う。
私は師匠に駒の動きを習ったばかりでまだまだ道のりは長いよね。がんばるぞ!!
そういう意味でNHKの千葉さんはいいですよね。手の解説だけじゃなくて(ちゃんと手順を盤に並べてくれるし、いろいろ他の手を聞いてくれるし従来の女流とは大分違います。ずっと続いてほしいですねぇ。)先週、中原先生に大山先生とそんなに指してて飽きないんですか?と聞いた時は思わず笑ってしまいました(笑)
将棋はどうしても「難しい」のが難点ですよね。確かにくまきりんさんのおっしゃるように、ビジュアル的な面でファンになるのは、かなり違和感を感じますね。
ただ「難しい」のをいかに「分かりやすく」伝えるのも棋士の役目だとも思います。
私自身も、もっと色々考えてみたいと思っています。
僕は、将棋はまず、ビジュアルをアピールするべきだと思っています。 タイトル戦での、和服での開始時だとか、和室の中で静粛な中にも、どれほどの気合が入っているのか、というのは、ビジュアルで十分伝わると思うし、日本文化の伝統として、形から入る、というのが明確にあるわけだから、まず、その形の美しさをアピールする方法が、一般には有効だと思います。(ほとんどの一般の方が、将棋の形の美しさを知らないわけだから。)
それに、A級順位戦の最終日は、もっと大きなイベントとして良いと思います。
その熱気を軸にして、解説も質を落とさないように、明確(はっきりと言い切るのはとても大切だと思います。)にしていただくと、初心者も全てが分からないまでも、その戦いのすごさは実感できるわけで、それにお金を払う価値が十分あります。