まずは日本人がかならず間違える日本語 (中経の文庫)。
こちらは献本いただきました。著者が知り合いの編集者の方なのです。
中身は間違いやすい日本語の問題集。
例えば「大地震」はなんと読むでしょう?私は間違いました。
献本つながりで。
よいこの君主論 (ちくま文庫)
こちらは小学生のクラスを例にとってマキャベリの君主論を易しく紹介するというもの。
最初とっつきにくかったものの、途中から一気に読んでしまいました。
これから君主になる野望をお持ちの方は是非(笑)
同じ方に献本いただいたのは学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)
こちらは学問のすすめを斎藤孝先生が現代調に読みやすくしたもの。
学問のすすめ自体は明治時代に書かれたものですが、現代でも十分に通用する、いや現代こそ大事にしなければいけない事が多く書かれています。
本の中で「われわれの仕事というのは、今日この世の中にいて、われわれの生きた証を残して、これを長く後世の子孫に伝えることにある」という一文が一番印象に残っています。こうして平成の世で読まれている本を遺した事こそが福沢諭吉の仕事だったのだという事でしょう。
斎藤孝先生の本は違うのも読みました。あなたの隣の“モンスター” (生活人新書)
何故モンスターペアレンツやモンスターペイシェントが生まれるのか、という事を様々な角度から検証した本です。
この本の中で「社会全体が、「何々すべき」「何々してはいけない」という超自我的役割を担うことから逃げている。」という部分は大きく頷けました。
モンスターは隣ではなくあなたの心にも住んでいる、というのが著者の本当の言いたいところ。私も気をつけなくてはいけません。
計4冊取り上げました。もし気になる本があれば是非お手にとってみてください。
それではまた
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