知り合いの方が属している会で、歴史のある大会(というか正確には会合)である。参加者はいつもよりやや少ない、との事であったが、この時期忙しい職業の方達なので、むしろこれだけの方にご参加いただけたのは感謝しています。 会の雰囲気も良く、気持ち良く指導をする事が出来た。
こういう風に結構各地に、指導という形でおじゃまさせていただく機会がある。
そこで感じるのは、その各地でお世話になる方々が本当に感じの良い事、そして本当に将棋が好きである、という事。
こうした方々を大切にしなければ、我々の未来は暗い。私はどこでも行きますので、どんどん出向いていきたい。
そして色々とご意見をいただく事も多い。 昨日は、職団戦について色々ご意見いただいた。 将棋については色々教えるわけだが(そうじゃないと仕事になりません笑)、将棋界については教わる事ばかりである。そして、ファンの方がおっしゃる事の方が正しい事も多い。 今の自分では何も出来ないのが歯がゆいが自分の未来に役立てたい。
昨日は結局、指導よりお酒を飲んでる時間の方が長かった気がする(笑) 昨日の方々は、職業柄、ホリエモンの事件のことをやさしく解説していただいたり、面白いお話をいっぱい聞かせていただいた。
その中で、日本の税制が何故個人に厳しく法人に甘いか、という話が一番面白かった。私な前から、何故法人からもっと税金を取らないのか、と思っていた。しかし「法人からあまり税金を取ると国際競争力が奪われ、結果として納税額が減る」との見解を聞かせていただき、唸るよりなかった。そして続けて「ただ、日本人の雇用率に応じて減税・補助金、といった形をとらないと、どんどん日本にお金を落とさなくなる」とのお話を聞いて、さらに唸るしかなかった。
このように色々と違う業界の方とお話をすると、世の中には色々な事があって、もっと知りたい、という欲求を駆り立てられる。その事が自分を成長させるので、この欲求はどんどん満たしていきたい。
何はともあれ、昨日お世話になった方々には厚く御礼申し上げます。
それにしても今日のNHK杯は面白かった。最後山崎六段の方に詰ます順があったと思うので、残念な敗戦となってしまった。 詳細はNHK講座でご確認いただきたい。
やはり質が高い将棋は観ていて面白い。それは昨日の棋王戦にもいえる。これも名局だったと思う。
今の自分の目標は、質の高い将棋を指す事。 この二局の将棋が指したい。今はとにかくレベルを上げていきたい。なんと言われようとも・・・
それではまた
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