2009年09月05日

飯島六段戦

後手になり、まず初手に驚き。飯島六段が▲7六歩と角道を開けてきたからです。
飯島六段といえば引き角流ですが、手の内を知ってる相手という事、また直前の対局で引き角模様で失敗した事で気分転換にやってきたようです。
研究会でお世話になっているので、新刊のリンクも貼っておきます。
マイコミ将棋BOOKS 新・飯島流引き角戦法

飯島六段とは新しい将棋が指したい気持ちもあり、こちらも久し振りに2手目△3二飛戦法を採用。結果的には相穴熊に。

そして迎えた第1図。後手△が私です。


飯島戦 21.9.4@.gif


今▲8八銀としたところ。△4二飛と飛先交換を目指したところだけにこの手抜きは驚きました。
当然こちらは△4六歩と行きます。
以下▲同歩△同飛▲2四歩△同歩▲2二歩と進み第2図。


飯島戦 21.9.4A.gif


これが先手の狙い筋です。△同角には▲2四飛と捌こうというもの。
なかなか有力だったようです。こちらの陣形がバラバラなのが辛いところでした。
形勢は難解でしたが、ここでペースを握られ、以下は押し切られてしまいました。


結果もですが、自分に課していた課題がクリア出来なかった点に非常に不満が残ります。特効薬は無いでしょうが、少しずつでも解決出来るよう、色々な観点から見直していかないといけないようです。

ちなみに図面ですが、改良を試みたものの、元々の文字の大きさが変えられないのでこれ以上大きく出来ないようです。ご了承ください。


今日はこれから出掛けてきます。北海道ではのんびりした日々でしたが、今後は慌ただしい日々となりそうです。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 16:48| Comment(3) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「金は玉の近くに」と将棋塾では教わるのですが、プロ棋戦では全然違うのでいつも面白いなぁと思いながら観戦しています。
なかなか結果に結び付かないご様子ですが、いつ巻き返すのかと楽しみに応援しています☆
Posted by ここなっつ at 2009年09月06日 01:13
おつかれさまです。。
いやはや残念無念。
居飛車良しの変化に飛び込んでしまったようですね。
定跡手順にはまってしまったようで悔しいです。
微調整、微修正を繰り返しながら進んでいくしかありませんね。しかしアマならレーティングがかなり落ちてきているような感じですね。とにかく勉強の時間を割いて頂きたいと思います。
Posted by 駒落ち好き at 2009年09月06日 04:48
いつも楽しく読ませていただいています。
クリック先の図面は大きくて良いのですが、
文章と一緒に見れないのが困りものです。
画像を貼り付けるときに、サムネイルサイズの指定が出来ると思うのですが、
それを大きくするわけにはまいりませんでしょうか。
どうぞご検討下さい。
Posted by 学 at 2009年09月07日 00:13
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