中継は大和証券杯ネット将棋公式HPで
一週間ぶりにこの話題も。
詰め将棋作家、観戦記者としてお馴染みの若島正さんが、例の本の書評を毎日新聞に書かれていて、それがネットでも読めるようになったので紹介します。
今週の本棚:若島正・評 『シリコンバレーから将棋を観る…』
この中でも特に最後の段落が感動しました。紹介します。
将棋界の頂点をきわめる羽生と、「指さない将棋ファン」を代表する梅田。いわば棋力による上下の身分差なく、同じ将棋を愛する者どうしとして、このような会話が成立するのが読者にとっては嬉(うれ)しい。その意味で、本書は未来の将棋および将棋界の理想的な姿を予見させる、ヴィジョナリーな書物になっているのだ。
同じ将棋を愛する者どうし、良い響きですね。私はそういう輪を広げていきたいと常に思っています。
もう一つ、丸ごと英訳プロジェクトのリーダーのブログから。
「深さ」×「広さ」(日本にもシリコンバレーを!!!)
この中で
今の時点では『将棋を観る』からいろいろな試みが派生して「深み」を帯びているが、ここに他の本でもという「広さ」が合わされば劇的な変化が生まれるかも?
そうなると将棋という観点からは完全にはみだしてしまいますが、その「劇的な変化」観てみたいです。
はみだしたとしても、一冊の将棋の本が英語で全文読めるようになっているという事実は残っており、これが将棋の海外普及につながるよう努力していく事はとても大切でしょう。
また現在英語、フランス語でプロジェクトが動いていますが、今後他言語でもプロジェクトが行われるかもしれません。
進捗報告 英語圏以外全世界へのアプローチ
途中経過報告 スペイン語訳、ポーランド語訳プロジェクト発足か(どちらも山田義久Blog )
こちらも楽しみです。それにしても山田義久さんの行動力には感服です。
今日は一日家に閉じこもる予定。雨の休日の過ごし方らしい一日になりそうです。
それではまた
【関連する記事】