早い段階で戦いとなりましたが、手数の短さと反比例し、時間はかなり使って第１図は夕食休憩の局面。
今△８七歩に▲９八飛と打ったところ。筋の悪い手ですが、私らしいといえるかもしれません。
この後も△５五歩▲７九金△８八歩成▲同金△４九飛成▲同銀△５六歩と進み、
相手の筋の良い指しまわしと比べてこちらの陣形は…
しかしここで▲３九角と打ってみると、後手も駒が前に出てきていなので攻めをつなげるのが大変だったようです。
この後後手の攻めに乗じて左辺の駒は全て捌ける結果に。
形勢はずっと難解でしたが、一瞬の勝機を捕まえる事が出来ました。
先手陣は現状ほぼ詰まない形なので、ここで一気に決めたいところ。
そこで▲１三金と打ったのが会心の一手。
これでどうやっても後手玉は寄っています。
△同香には▲１二銀△２四玉▲３六桂△３五玉▲２二竜で必至。
そこで実戦は△同玉でしたが、▲２五桂△２三玉▲３三桂成△同金右に▲２四銀が決め手。
△同玉には▲２二竜なので△同金ときましたが、▲４一角△３三玉▲２五桂がピッタリの寄せ。△同金には▲２二竜で
ドンピシャです。△４三玉なら詰みはありませんが、▲２二竜で必至となります。
実戦は▲４一角で投了となりました。
自分らしく粘り強く指し、最後は綺麗に寄せる事が出来、まずまずの一局でした。
時間も目一杯使い、感想戦が終わったのが２３時少し前。これでも早い方ですが、これから始まる順位戦の感覚を思い出し、終わった直後に再び気が引き締まりました。
竜王戦は先は長いですが、一局一局大切に、昇級目指して頑張ります。
それではまた
第１図、パッと見、素人目にはかなり苦しそうですが・・・
しかし後手も飛車の行き場がないようでしたね。
３九角で第２図は後手の攻めが細いですね。
最後はきっちり完勝形。
ブログ研のメンバーは竜王も連勝中ですし、
片上六段になりましたし、瀬川四段もフリークラス脱出にリーチが掛かっていますね。
遠山四段も幸先よく勝利していい流れですね。
竜王戦もあと３つ勝つと兄弟弟子対決ですね、実現を楽しみにしています。
そして終盤の鋭い寄せ。
初段程度の実力しかない私にも凄みが伝わってきました。
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