プロジェクトリーダーのid:shotayakushijiはじめ、そのメンバー、そして作者であり知人の梅田望夫さん、さらに担当の敏腕編集者、総勢12名による会ででした。
翻訳自体はあっという間に完成し、今は敲き台を出している段階に入っています。本当に僅かの期間での完成には舌を巻きました。
その辺の詳しい話は『シリコンバレーから将棋を観る』'英訳'がはやくも一般公開へ!
途中経過は全訳プロジェクトが佳境!この興奮を誰かに伝えたい!!
(どちらもカリフォルニア留学記)
このプロジェクトはどういう趣旨なのか、その終着地点は全く見えていません。
何故メンバーがこういう想いで狂ったスピードで進めているというのを表す名文をリーダーが書いているので紹介します。
僕たちは日本のウェブを明るくしたいんです。揚げ足取りのネガティブなウェブから高め合いのポジティブなウェブへ。ここまで当プロジェクトがやってきたのは、ポジティブな風を少しでも吹き込めるようにするための土台作りです。もう一回言います、「土台作り」です。所詮「土台」です。でも土台がなければ建物は立たない。だから僕たちはゴールデンウィークを丸々費やして急いで土台を作った。高め合いのポジティブなウェブ(Wisdom of Crowds)、という「建物」を立てるために。プロジェクトメンバーだけでは数が少なすぎで、到底「建物」は立てられない。だからせめてその土台となる公開用の仮の翻訳を急いで仕上げたかった。
限界とそして希望(日本にもシリコンバレーを!!!)
是非全文を読んでいただきたい、それくらい素晴らしい記事です。こんな感動した記事に出会ったのはいつ以来か分かりません。
そんな想いを感じていたところに昨日のお誘い。そして対面。気が付けば私もメンバーに加えていただく事に。
とはいえ英語力は逆にピカイチで、手伝える事といったら将棋界の事を話すくらいでしょう。
メンバーの皆さんには私が棋士だという事を無視してもらっていただきたいものです。私は私なりに一人の人間として、自分の出来る事を見つけてお手伝いしていきます。
上記2名は私よりだいぶ若いんですね。でも昨日の会でもこの2人は存在感を出していました。
彼らのような存在と出会うと、また違った元気が湧いてきます。若い人達の発想は、時に自分に全く無い物を提示してくれて、それが自分にとっての活力になっていきます。
このプロジェクトで良いと思うのは、終着点が見えていないところ、だと思います。
ああすればこうなる、じゃあ面白くありません。この後何が起こるのか、それが分からないからこそがむしゃらになれるのです。
このエネルギーがどこへ向かい何を起こすのか、間近で見られる事になったわけですし、ますますワクワクします。
最後にリンクを。
著名人のブログでもこの動きが取り上げられていて、称賛の声が上がっています。既に長文になっていますが、まだいけるという方は是非リンク先も。
虹が、池上の心を動かした。(茂木健一郎 クオリア日記)
「シリコンバレー。。将棋」の世界への飛躍
「羽生善治と現代」プロジェクト続き
(Yoko Ishikura’s Blog、石倉洋子のブログです)
「シリコンバレーから将棋を観る」オープンソース翻訳プロジェクトについて(Tech Mom from Silicon Valley)
それではまた
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古い話かもしれませんがご主人さま王手です楽しかったですw
特に中川理事長とのコントがw