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棋譜中継
私も興味深く観ています。
決勝ラウンドは既に波乱の様相で、昨年の上位3者が優勝争いから脱落気味で、新時代到来の予感です。
色々面白い将棋も多く、終了した棋譜を観ているだけでも飽きません。
また棋譜中継の「全対局表示」を押すと、一画面で全体局が観られます。いかにもコンピューター選手権らしい試みで素晴らしく私も活用しています。
いつも私は指した将棋や研究は、全部柿木将棋に入れて残しています。
その際、自分なりに詰む(もしくは詰まない)と思った局面を柿木将棋に一応お伺いを立てる事があるのですが、そういう時の正確さには舌を巻く事がしばしば。
また解説の下調べや問題の検討時にも本当にお世話になっています。
いまやコンピューターの強さは相当のところまで来ています。
発想が柔軟というか今までに無いものが結構出てきます。それは悪い手も多いけれど良い手も多いというのがまた特徴的です。
現在は、人間(特にプロ棋士)の方が将棋の真理を追究しようとしていて、コンピューターの方が勝負勝負という感じがします。これは何故なのでしょうね。普通に考えたらば逆になりそうなのですが。
コンピューター将棋はソフト同士ライバルでありますが、対人間戦という意味では共同研究者という側面もあるようです。
一度そういうお話、また実物を見せていただいたのですが、正直言って脅威を感じるほどでした。
もはや戦うか味方にするか、という選択を迫られているのかもしれません。
つらつらとコンピューター将棋について書いてみました。
今後のコンピューター将棋は、将棋界での存在感が益々大きくなってくるだろうという印象を強く持っています。
それではまた
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来年の事は、まったく分かりませんが。