先手中飛車がタイトル戦で現れたのはかなり久し振りではないでしょうか。
羽生王将も妥協無き序盤で、かなり研究されている形、一つの定型局面に進みました。
封じ手が何か、パッと見には分かりません。
平凡に△同歩が自然かと言う気もしますが、さてどうなるでしょう。
記録係の奨励会員の予想がかなり大胆で、そんな手もあるのかと感心しました。良い手かどうかはわかりませんが、恐らくこの形を指した事があって、その時のイメージがあるのでしょう。
新手は若い人から出てくる、とはよくある話ですが、なんとなくそれを彷彿とさせます。
明日以降、午前中から激しい戦いとなりそうで、注目です。
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充実したブログも是非ご覧ください。沢山の写真で対局室の空気が味わえます。
東京の大盤解説会には飯塚六段が登場です。
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今日は冷たい雨でしたね。
今日家で勉強や仕事の一日でしたが、家の中でも寒さが身にしみます。寒いのが苦手な私としては、暖かくなるのが待ち遠しいです。
最後に告知を一つ。
今週の週刊将棋に私の観戦記が掲載されています。
マイナビ準決勝の清水女流王将ー岩根女流初段戦です。
是非お買い求めのうえ、ご一読ください!
それではまた
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まず『破った壁の向こう側』というタイトルがヨカッタし、千日手がほとんどないというエピソードは勝負師清水女流王位の潔い盤上の表情が表れるようないいお話だったし、何より岩根女流初段への温かい応援メッセージに、遠山先生のお人柄が滲み出ていて、とてもいい記事だと思いました。
どうもありがとうございました。
これからも、ブログで、こうした記事で、発信を続けてくださいね。
女流棋士として、そして一人の女性として人間としての
お二方を描いていました。
遠山四段の実直なお人柄を通して一局からさらに広がりを見せるすばらしい文章です。
益々観戦記者としての才能も伸ばしていただきたいです(笑)
個人的には、女流第一人者の清水さん、母としての強さ、声援を受けている岩根さんへの
「どちらも私には得られない強さなだけに、
同じ戦う者として二人を少し羨ましくさえ思った」
グッときます。
そして笑みがこぼれたのは
ガチャガチャやれば
ガチャガチャいくしかなかった
二回出てきて先崎八段調で少し笑いを誘いました(笑)