振り駒で後手となり、振り飛車党同士らしく相振り飛車へ。
こういう将棋は解説が難しく、取り上げる局面に悩みます。
駆け引きもあり、渋い手順もありで迎えた第1図。後手△が私です。

今▲96歩と端を打診されたところ。
後手の私の方は攻撃力に乏しい格好で、やや作戦負け気配。
そこでこの▲96歩。
受ければ攻めてきそうだし、受けないと端を詰められてじりじり作戦負けが悪化しそう。
この辺が前例と関係の無い相振り飛車の難しいところです。
本譜は結局△94歩を選択。以下▲95歩から攻めてきて、それをひたすら受ける展開に。どちらが良かったかは良くわかりませんでした。
その後形勢が微妙に揺れ、熱戦に。
明暗を分けたのは第2図の次の一手。

端は破られるも、こちらも急所にと金を作って難解な終盤戦。
ここで△57と、と攻めるか△64玉と上部脱出を狙って受けを重視するか、という2択。
実戦は△64玉と上部脱出を狙ったのが敗着に。
△57と、と攻めれば難解ながら勝ちの局面だったようです。
もちろん攻めたかったのですが、数手後に平凡ながらちょっと盲点に入った手があり、それが読み切れなかったのは実力不足でした。
こういう肝心な所で手が悪い方に行くのが最近の傾向でいけません。
そういう事が減るよう、もっと実力を付けていくしかありませんね。
連敗で苦しいところですが、また前向きに頑張っていきます。
それではまた
相振りは序盤の大局観が難しいですね。
第1図では端を受けないのも有力でしたか。
1五歩と見合いですし、銀が6七から7六という
ルートがありますから。
5六に銀がいるなら受けても大丈夫というような
ことを本で読みました(笑)
早逃げが敗着とは。
しかしアマならノータイムで
5七と、と開き直りたいところでもあります(笑)
端を詰めているのが大きいですね。
勝ちに結びつけられずに残念無念。。。
引き続き精進あるのみですね。
勉強方法の変化が勝利へ繋がることを期待します。