2008年11月22日

橋本七段戦

振り駒で後手となり、最近流行の4手目△33角戦法を採用しました。公式戦では2回目です。

途中先日のNHK杯で橋本七段が指していたのと「ほぼ同じ」局面に。
しかしそこで僅かな違いを活かす手を指され、その狙いと動きについていけず作戦負けを喫しました。
結果的にはそのリードを挽回出来ず残念な敗戦でした。

詳しくは日経新聞に野月七段の観戦記が出ますので、そちらをご参照ください。日程はまた分かり次第告知する予定です。

それにしてもこの厳しさは最近の将棋の進歩を表すものでしょう。特に後手番は先手に比べてこういう事があるのでもっと警戒が必要でした。
チャンスが1度も無いまま負かされたのは久しぶりのような気がします。

明日は中継やイベントがあるので、紹介します。

注目されている倉敷藤花戦の第2局が行われます。
第16期 大山名人杯 倉敷藤花戦中継サイト
里見先勝で迎えた第2局。清水勝ちなら翌24日に第3局が行われます。倉敷での清水女流二冠の強さは目を瞠るものがありますが、里見女流二段はその牙城を崩す事が出来るでしょうか。

またお台場では棋士の脳に関する研究の成果発表があります。
以下は瀬川四段のブログからそのまま拝借させていただきます。

●富士通・理化学研究所・日本将棋連盟による将棋棋士の直感思考に関する研究、成果報告会。

11月23日(日) 13:00-15:30 お台場の日本科学未来館7階みらいCANホールで
将棋棋士の『直観思考』を科学する!と題したシンポジウムを行います。

お時間ございましたらぜひお台場の日本科学未来館にお越し下さい!

私もこの発表には注目しています。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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