2008年07月24日

松本六段戦

先日の順位戦について少しだけ。

先手の私が中飛車に振り、松本六段が急戦調に仕掛けて来られる展開に。
途中は僅かに良さを感じていたのですが、小さなミスを出して難解な局面になり、更にミスを重ねて終盤は完全に一手負けの形勢でした。

ところが松本六段が綺麗な詰めろ逃れの詰めろを逃して、そこからは未曾有の混戦に。私の玉が3四に、松本六段の玉が2二にいるという妙な形から、最後はトン死に近い形で詰ましました。

最終盤、詰将棋のような「竜追い」の変化が相手にあったのですが、それが奇跡的に詰みを逃れていて、幸運でした。
実戦でこういう手筋が現れる事があるのでしょうか。不思議な気持ちでした。

内容は褒められたものではありませんが、何はともあれ順位戦今期初勝利。ここから巻き返していきたいものです。

今日は時間が無いので図面は無しで。すいません。
posted by 遠山雄亮 at 23:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前回の精神的ショックもあったかと思いますが、やっぱり棋士は結果を残してこその世界だと思います。
だから今回の勝利は出直しの意味も含めて良かったなと思います。
これから白星を重ねて完全復活をぜひとも皆さんにアピールしてくださいね!
Posted by 忍者福島 at 2008年07月25日 21:21
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