飛と銀桂香の三枚換えで始まった乱戦は、△38竜と詰めろで銀を取れる手を保留した64手目△31馬と、最終盤の76手目△56桂のただ捨ての妙手で羽生三冠が押し切ったように見えました。
詳細はMSN産経ニュースで
でもネット中継を観ていただけなので、詳しくは週刊将棋等で確認したいと思います。
そういえば第3局でも↑のように書いたところ、週刊将棋の解説によると終盤佐藤棋聖の方に妙手があって難しかったようです。△86角と切るのは考えづらい手ですね。
やはりこうしたしっかりとした解説は大切だと感じました。自分がネット中継等で観戦していた将棋だと、なお一層解説が自分の中に入ってくる感じがします。
これは「体験した事はより深く知りたくなる」からと思うのですが、どうなのでしょう。
ネット中継を観ていたからこそ週刊将棋を読む時にその将棋について興味が更に惹かれるのではないかな、と思うわけです。
今回の棋聖戦は、第1局の梅田望夫さんによるネット観戦記の影響で、一般の方のブログに結構取り上げられています。私はネット上の機能を使って拾い読みしているのですが、今まで興味の薄かった人達が将棋に興味を持ってきているのは嬉しい事です。
これを一時の熱で終わらせないような工夫が将棋界に求められていると強く思います。
さて今日はブログ研です。
それではまた
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