2008年07月03日

一門会

今日は夕方から一門で集まりました。
加瀬一門はかなりまとまっている門下ではないかと個人的には思っているのですが、全員で集まるという機会は今までになかなか無かった事です。
全員だと本当は奨励会に一人弟弟子がいるのですが、今日は酒席という事で法律上禁止されてないメンバーで飲みに行きました。

今までに無い形なだけに最初はちょっと緊張しました(他の方も、かな)が、すぐにそれもほぐれて、沢山のお話が出来て楽しい、そして貴重な時間でした。

さて棋聖戦は、羽生三冠が勝って1勝2敗に。
詳細はMSN産経ニュース

佐藤棋聖が相矢倉の出だしから意欲的な指しまわしでしたが、やはり玉形の薄さは痛かったのかもしれません。
でも振り飛車党からすると、相矢倉は相手の攻撃陣の目の前に囲う感じに若干ながら違和感を感じるので、そういう意味では理に適っている部分もあるように思いました。
とはいえ火の手があがってからは粘りの効かない形になってしまったような気がします。

難しすぎるので、後は来週号の週刊将棋や将棋世界での解説を待ちたいと思います。

その棋聖戦について、漫画家のさかもと未明さんが嬉しい記事を書いているのを発見しました。
【めざましカフェ】漫画家・さかもと未明 棋聖戦は“魂の勝負”よ!

 人は、真剣な人とのかかわりでのみ磨かれ、輝くのだろう


というのは、将棋指しの姿を素敵な言葉で表現していただいている気がします。
どんな将棋でも棋士は本当に命を削って指しています。そういう事をもっと世の中の方に知って欲しいというのが私の願いです。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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