告知し損ねた棋聖戦もありますが、それらは明日にまわし、今日は昨日の将棋を紹介。
私の先手番から、珍しい相中飛車に。こちらがやや序盤で失敗し、田村六段の得意の強襲を食らいました。
駒組みが続くかと思われましたが、ここで△15歩が驚きの仕掛け。いやこれだけなら驚かないのですが、▲同歩△同香▲13歩△19香成▲12歩成△29成香という手順が驚きでした。
飛を捨てての猛攻で、この順は考えていなくて本当に驚きました。しかし後手陣はかなり堅い格好で、こちらは飛の働きが悪いので成立していたようです。
ここで長考するも思わしい順が浮かばず苦しい展開に。
田村六段はほとんど考慮せずに仕掛けてこられ、その思い切りの良さにやられてしまいました。こういう仕掛けは、腰を落として考えてしまうと踏み込みきれなくなってしまう事が多いので、この思い切りも大切です。
でもこちらもここからが力の出し所で、すぐに負かされないよう頑張ります。実際形勢も難しかったようで、ギリギリの所で均衡が取れていたようです。
とここまでが感想戦の結論だったのですが、実際は後手に手順前後があったようですね。名人戦棋譜速報の掲示板を見て気が付きました。お互い感想戦でも全く話さなかった順で、盲点に入っていました。
となると対応もイマイチだったのでしょう。
お互いの読み筋で進み迎えた第3図
△47成香は▲同金だと△58銀から一気に寄せられてしまいます。
普通は一番価値の低い歩で▲48歩と遮断するのですが、それだと△19飛成の時に▲68玉は△79銀でどう逃げても△58成香と金を取られてしまうので▲49香と受けますが、そこで△38成香とされると香を取られてしまい、攻めが切れなくなってしまいます。
そこで、▲48香と遮断するのが常識外の好手。これで△19飛成には▲49歩の余地を残しています。
ただ△58成香▲同玉に△49銀▲同玉△38金と今度は違う方面から攻められてしまいました。
この後こちらにミスが出てしまい、結局押し切られてしまいました。
わりとしっかり指せてはいましたが、相手の得意とする展開の前に最後は屈してしまう形でした。
最近は結果が全く出ず苦しい所ですが、こういう時は地に足をつけて地道にやっていくのが大切だと思っています。
また頑張っていきます。
それにしても順位戦は疲労が激しく、今日出掛けたのもあってちょっと頭痛がします。まずは何より体を回復させる事が大切なようです。
それではまた
頭痛とは・・・・まずは休養ですね。。。
田村六段の豪腕将棋にペースを狂わされ
持って行かれてしまったようですね。
結果が芳しくないときほどしっかり足をつけて
地道な勉強しかありませんね。
今ごろになって
佐藤二冠の「5級からの詰将棋81」を解いているのですがその中に好きな言葉として
「意自如たり」が紹介されています。自分の心の中にどっしりとした(しっかりした)ものがある」
という意味だそうです。
そして「気概」を持って困難を乗り越えて行って下さいね。
さっそく送る言葉として使わせていただきました。
無理攻めだと思いながら観ていました。
絶対しのいでくれと応援していましたが、難しかったか。
順位戦は持ち時間が長すぎて大変です。
健康面に留意してください。
まさに強襲ですね。
それでも私レベルでは2図では先手もちです。
ですが3図では相当勝ちにくい形になっていますね。
お互い6時間ではフルで12時間ですか。
負担が大きいですね。
疲れたら寝るのが一番です。
名前変えました。
頭はたいしたことないですが、戦国好きなのでご容赦ください。