昨日は記事にも書いたように、新潟へ棋聖戦を観戦に行きました。
将棋は非常に難しい戦いでしたが、結果的に佐藤棋聖の△27桂が勝因となったようです。
こういう類いの手は思いつきづらいタイプの手で、さすがの羽生二冠も時間切迫の中、道を踏み外してしまった印象でした。
棋譜はこちらで
MSN産経ニュース
今回の目玉はなんといっても梅田望夫さんのネット上でのリアルタイム観戦記でしょう。
既にネット上には幾つもの感想が溢れ、そのどれもが好意的で、しかも将棋ファンではない方(梅田ファンという事ですね)にも読まれ、将棋の素晴らしさを感じたという感想を目にしました。
リアルタイムではなくとも、一読の価値があります。特に指さない将棋ファンの方には必見です。
一本目
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080611/shg0806111032001-n1.htm
二本目
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080611/shg0806111345002-n1.htm
三本目
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080611/shg0806111524003-n1.htm
四本目
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080611/shg0806111638004-n1.htm
五本目
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080611/shg0806112232007-n1.htm
全ての時間ではありませんでしたが傍らで執筆の様子を見ていましたが、凄まじい分量をこなしていくその姿には、梅田さんが対局者に感じていたような事を私も梅田さんに感じていました。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
会場では大盤解説会にも顔を出させていただき、知り合いの方にもお会いする事が出来ました。
ご来場の方々には厚く御礼申し上げます。
さて今日はまた出掛けます。
夜は忙しい最中のちょっとした休息の時間があり、楽しみです。
それではまた
【関連する記事】
「孤高の脳」随所に素晴らしい表現で二人の将棋を
書かれていますね。わかりやすく、敬意と憧れ、
そして将棋への愛が感じられます。
アマ初段あるかないかとは思えません。
もともとはアマ三段は固いのでしょうね。
梅田氏にはさらなる棋力向上も望みたいです(笑)
またの機会に再び執筆していただきたいですね。
スポーツを観るように、もっと多くの人に将棋を観て、読んで、楽しんでもらいたいですね。
奇しくも佐藤棋聖の勝着が2七「桂」であったことも
印象に残ります。そして今回観戦記を書くきっかけは
正月の佐藤二冠との対談。
そして挑戦者は梅田氏と交流ある羽生二冠に。
なにか繋がりを感じますね。銀の糊づけでしょうか(笑)
楽しみました。