序盤で失敗して苦しい展開でしたが、相手にも一失あって難解な終盤戦。
迎えた図。後手△が私です。
ここで61分という、終盤では異常ともいえる大長考を。とにかく難しい局面。一手間違えれば奈落の底で、決断に時間を要しました。
感想戦でも中心になった局面で、多くの棋士で検討し盤面で駒を動かしながらあれこれと。結論は、よく分からない、という結論でした。
実戦は迷いに迷ったすえ、敗着を指してしまいました。
しかし正解は指しにくい順で、実戦的にはそれを選ぶのは、少なくとも今の実力では難しいものでした。
残念な結果で技術不足でしたが、心技体のうち、久しぶりに心と体がいい状態でした。
技を鍛えるのは当然で、それは小さい頃からやっているので難しいことではありません。
でも特に心のコントロールは本当に難しく、それが久しぶりにうまくいったのは収穫でした。
連敗も止まらず結果だけみれば辛いところですが、少し上向きな感じもあります。
あとは手がいい所にいけば、というところ。
9月からは今までの分を取り返せるよう、また頑張ります。
それではまた