2010年06月04日

森下九段戦

振り駒で後手となりゴキゲン中飛車へ。3局連続この展開です。ゴキゲンは本を書いていた事もあって今一番研究している形で、研究すれば指したくなるのが心情です。

森下九段は5筋を取らせて穴熊に組む指し方を選択。「持久戦ガイド」で詳しく取り上げた作戦です。
中盤、突然の飛切りから猛襲をかけられ防戦一方に。
なるべく長引かせる指し手を続け、もみあい、ねじり合いが長く長く続く展開に。

そして迎えた第1図


22.6.3森下戦.gif


▲8六桂と銀取りに打ってきたところ。ここで△8五銀と逃げたのが敗着になりました。正解は△7五銀。僅か一マスの違いが大きな違いになってしまいました。ギリギリの所でずっと均衡を保っていたのに痛恨のミスでした。

以下は際どく足らず、無念の敗戦。ほんの小さなミスが命取りになる怖さが出た将棋でした。こういうミスが出るのは普段の心がけの問題です。先輩に厳しいお灸をすえられてしまいました。

これで残っている棋戦もなくなり、順位戦の開幕を待つのみ。一から出直しととらえ、また精進していきます。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 13:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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