表題は既報の通り羽生棋聖が角換わり同形を制して先勝しました。
今回は対局内容より、周辺で色々な事があり、ファンの方にもかなり喜んでいただけたのではないかと思います。
まずは梅田望夫さんのウェブ観戦記。楽しく読みました。
まとめて読みたい方は
こちらから
(1)の相思相愛は、二人だけでなく梅田さんも巻き込んでなのかもしれませんね。三角関係?!は言いすぎか(笑)
(2)で2手目△8四歩に対して問題定義され、本当にそう進んだのも見事というかなんというか。
(3)に書かれていますが、産経新聞の住田社長が振り駒をしたのですが、これは画期的ですね。第81期にふさわしい(81は将棋にとって大事な数字)です。
そして後半は将棋の観戦方法について。
「(7)未来の将棋観戦の方向性を探る実験」は、同時に行われたUstreamによる大盤解説会ネット配信を取り上げています。
こちらは西尾五段の呼びかけに若手棋士の有志が集まり、Ust上で大盤解説会を中継しました。
配信は終了しましたが録画は見られるので
こちらから
私も同時観戦し、twitterからコメントをしたりしていました。2400人位の方に観に来ていただき、ちょっと感動です。
【追記】
twitterではハッシュタグ#kisei811を検索して追っていただけると、当日のコメントを見る事が出来ます。
今回はテストケースでしたが、これだけの反応があったわけですから今後色々な方面で活かしていけるよう努力していきます。
そして梅田望夫さんの最終観戦記(8)で最後をこう締めくくっています。
『「将棋を観る」楽しさは、ネットを通してこれからますます開かれていく。そのことを将棋ファンの一人として、世界中の将棋ファンの方々とともに喜びたいと思う。』
まだ詳細はお話出来ない事もありますが、本文中にあるように『まもなく記者会見があり、連盟が構想中のケイタイ事業の詳細も明らかになる』ので、ファンの方には期待していていただきたいです。
チャット解説の飯塚七段は揮った解説の上、そのUstの大盤解説会にも登場と素晴らしい活躍ぶりでした。
その基幹ともいえる棋譜中継では、小さな事ですが感想戦のコメントが記されている箇所に#マークが付きました。これも是非、という事で最後は
棋聖戦中継サイトを紹介しておきます。
それではまた